歯の治療において、抜歯は最終的な手段といえます。
最近、当院のセカンドオピニオンでのご相談事項で増加しているのが、「この歯は、抜歯しないといけないんでしょうか・・・?」と言った内容です。歯の根の治療は、非常に難しく時間も要する治療であることは間違いないですが、患者様の歯の状況によっては、抜かなくて済む歯ももちろんあります。
ご相談にお越しになられる患者様の歯を拝見すると、当院の判断では、しっかりと歯の治療を行なって頂ければ抜かなくてもすむ患者様がいらっしゃられるのが実状です。
もちろん、抜歯をしなくてもよいか、するかの判断は、歯の根の治療に対する各医院の判断基準によるところがありますが、当院の技術であれば、抜歯せずに対応が可能なケースもあります。(※もちろん歯の状況によっては、当院でも抜歯をして頂かないと仕方がないケースもあります。)
もし、現在治療を行なわれており、抜歯に対して不安がある患者様は、是非、当院をセカンドオピニオンとしてもご利用下さい。
まずは、根の治療自体がどのようなものなのかを患者様の皆様にご理解して頂く必要性があるため、神戸市灘区の歯科医院(歯医者)うしじま歯科クリニックでは、必ず1時間程度のカウンセリングを実施させて頂いております。
急性炎症等の痛みがある場合は、当日処置させて頂きますが、根管治療自体はカウンセリング後から実施することになります。
尚、当日はカウンセリングできない事もございますので、予めご了承くださいませ。
1回目 | レントゲン撮影+検査(+痛みがある場合は痛み止め治療) |
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2回目 | 1回目で検査・診断等をした資料を元にカウンセリング(1時間程度) |
3回目 | 根管治療(歯の根の治療)開始 |
上の図のように、「虫歯治療で神経を取る(抜髄)」→「根の充填が足りない」→「隙間に細菌が進入」→「抵抗力が落ちると炎症が起こる」ということになります。
なぜ、ばい菌や細菌が溜まるかというと・・・。歯の中には、神経があり虫歯が神経に到達していた場合、神経を取り除き、その後お薬が先端まで入っていないとその隙間にばい菌や細菌が溜まっていきます。治療後すぐには、抵抗力で抑えているので、痛みなどは現れないことが多いですが、加齢や病気になることにより抵抗力が落ちてくると段々とこのばい菌や細菌が大きくなり、炎症を起こすことになります。
ちなみに、痛みがなければ、それでいいのかというと、そうではないです。なぜなら歯や歯茎の慢性的な炎症が思いがけない病気を招くことがあるからです。歯茎や歯根の先の炎症が原因で関節や心臓、腎臓、目などに病気が現れるケースもあります。
逆に、歯の治療をしたらなぜかリュウマチが治ったや腎臓の調子が良くなったや長年の心臓病で毎日のように起こっていた発作がすっかり治ったというケースもあります。これを歯性病巣性感染症といい、歯からこれだけの病気がくることもあります。
この歯性病巣性感染症は、最近よくテレビで取り上げられている「歯周菌が突然死の原因になっていた」や「心臓発作の原因になっている」などです。
しかし、口の中は基本的に症状がでにくいところになっているため、 原因となる炎症は自覚症状がないか、あっても程度の軽いもののため、気付かないうちに、全身にばい菌がばらまかれて関節が弱い人は、リュウマチになったり心臓が弱かったら心内膜症になったりするということになります。
だからこそ、歯性病巣性感染症というのは徹底した治療をして頂きたいと思います。小さな炎症でも慢性化する前に根本的に治療しておくことが大切です。
先に説明したような症状が、起こる原因としては、「なぜ薬が歯の根っこの先まで詰っていないか?」 ということになります。
これは、非常に難しい治療になるため、 根っこの先まで詰っていないケースが多いです。
歯茎の中に歯が埋まっており、根っこの先とはどこかというと、判り易く皆様にお伝えするならば、目をつぶって針に糸を通すようなもので、目の見えないところの0.1ミリや0.2ミリのことを追求していかなければならない非常に難しい治療です。
神戸市灘区の歯科医院(歯医者)うしじま歯科クリニックでは、歯の根の先まで、しっかりと薬を入れれる技術を持っていると自負しておりますので、歯の根のことについてお悩みの方は、是非当院へご来院下さい。
レントゲンのように、神戸市のうしじま歯科クリニックではしっかりと根の先まで薬が到達するように歯の根の治療を施します。人間にとって1ミリや2ミリはたいしたことない隙間でも、ばい菌にとっては十分な隙間です。そのような隙間ができないように、歯の根の先端まで薬が到達できる技術をうしじま歯科クリニックは持ておりますので、ご安心してご来院下さい。
従来、この複雑で困難な根管治療は「肉眼」で行われていました。
しかしながら、肉眼では非常に複雑に入り組んだ根管の詳細を確認しながら治療することは困難です。そのため、どうしても治療の多くの部分を勘や経験に頼らざるを得ず、原因もはっきりしないままに、「再治療」、あるいは「抜歯」の選択を迫られることがありました。
しかし、視野を20倍以上まで拡大してくれるマイクロスコープを導入することで、今まで肉眼で見えなかった部分が見えるようになり、問題のある部位を目で確認しながらの治療が可能になりました。その結果、治療が可能となる歯が増え、抜歯という選択を避けることの出来る可能性が、大きく上がりました。
アメリカ ニューヨークのとある歯医者さんは、沢山の日本人を診療されており、日本人の患者さんの中で根っこの治療が不完全な場合が多いと言われています。
なぜ、手の器用な日本人がアメリカ人に言われなければならないのかということですが、歯科医の持っている知識と技術は日米で格差はないと言われています。あえて言えば、日本の国民健康保険制度が問題になっていると言っています。アメリカには国民健康保険制度はなく、生命保険会社との契約か自費治療のみです。アメリカ ニューヨークでの根っこの治療というのは、1回の治療に約1時間半くらいの治療を2~3回で約700ドル(10年前)、現在では約1,000~4,000ドルくらいしています。
アメリカで約1,000~4,000ドルする治療費を日本に持ってきて国民健康保険制度に換算すると10分の1どころではなくて20分の1や30分の1の設定になっています。これは物価がアメリカと比べて日本が20分の1や30分の1だったら別におかしい話ではないですが、実際の物価は1.5倍や東京では2倍と言われています。
それにも関わらず、このような費用に設定されているのは、色々な事情があります。
歯の根の治療について、詳細をお知りになられたい方は、神戸市灘区の歯科医院(歯医者)うしじま歯科クリニックの無料カウンセリングにお越し下さい。
歯の根の治療は、医療費控除の対象になります。 例えば、所得が700万円のご家庭で、一年間に自由診療で70万円の医療費がかかった場合(保険診療やその他の医療費がなかったと仮定)、本来は、所得税、住民税を合わせて90万6千円だが、自費で70万円使ったので、医療費控除として計18万円が減税されます。つまり、70万円の医療費のうち26%分が確定申告時に還付等されます。言い換えると70万円の自由診療は、52万円で受けられることになります。
歯の根の治療(根管治療)をする時は、主に2つの場合があります。
虫歯を放っておくと、虫歯は深くまで進んで神経(歯髄)に達して、歯が凍みたり痛んだりします。
これを歯髄炎といいます。歯髄が細菌に感染してしまったということです。
虫歯や打撲などによって神経が死んでしまった時や、根の治療を途中のまま期間がたってしまった時や以前に神経を取っている歯が何らかの原因で感染を起こした時に根の先端(根尖)に膿が溜まってきます。このまま放置すると、だんだん痛くなってきます。
治療の後で歯が浮いたり、強く噛むと痛みが出ることが時々ありますが、ほとんどの場合3日~1週間で自然に治ります。
できるだけ歯を抜かない治療をすすめておりますが、そうなる前に定期的な検診を受ける習慣をつけましよう!
これらのように虫歯菌が感染した神経や腐敗物などの感染源をきれいに取り除くためにリーマーという器具を使って、根管内を内部から拡大清掃し、きれいになった根管内をガッタパーチャなどの根充材(根管内を埋める薬)で封鎖していくことが根の治療です。根管は十分に消毒された後、完全に封鎖されることにより細菌の感染から守れます。
根管は非常に細く形も複雑な為、この治療には大変な時間と労力が必要です。歯を長持ちさせる為には、決して欠かすことのできない重要な治療なのです。
医療法人うしじま歯科クリニックでは、歯の根の治療にも力を入れています。
歯髄炎や根尖性歯周炎などで、お悩みの方は、お気軽に当院へお越し下さい。もちろん、インターネットからもお問い合わせも受け付けております。
〒657-0028
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