上下の歯を強く噛み合わせてずらすと音がなります。これが歯ぎしりです。
歯を噛みしめたまま、ずらさない場合もあります。ずらさないので音はしませんが、これを無意識のくいしばり(クレンチング)といいます。
歯の痛みや歯の揺れが気になる時、原因は無意識のくいしばり(クレンチング)の疑いがあります。
歯ぎしり、噛みしめは、決して特異なことではありません。大なり小なり、誰でもしている一種のくせと考えてよいと思います。ですから、特に問題を起こさない限り、放置していても構わないのですが、時には表のような問題を起こすことがありますので、注意が必要です。
①歯への障害 | 歯の磨耗、歯の破折、歯が凍みる、噛むと痛い、修復歯の破損等 |
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②歯周組織への障害 | 歯肉炎、歯周病 |
③顎関節への障害 | 顎関節痛、開口障害、カックン音(雑音) |
④全身への障害 | 顔面痛、頭痛、肩凝り、腕のしびれ、腰痛 |
⑤その他 | 舌痛症、むちうち症状、倦怠感、難聴、耳鳴り、めまい等 |
これらの症状全てが、歯ぎしり・噛みしめからくるわけではありませんが、無用な悪い癖はなくしておいた方が良いと思います。この癖は眠っている時あるいは、何か夢中になっている時に起こるので気づきにくいし、治すのも同じ理由で治りにくいものです。
もし、上記のような症状でお悩みの方は、神戸市灘区の歯医者うしじま歯科クリニックに一度ご相談ください。
聞き慣れない言葉かと思いますが、本人が気づかないでいると歯を失ってしまう原因の一つであるクレンチング症候群。ストレスによって顎の筋肉が過度に緊張し、歯に強い圧力がかかって起きてしまう症状のことです。
心身にストレスがかかって緊張すると、顔つきが変わり、それに伴い口元も引き締まります。
この筋肉の緊張により歯に強い圧力がかかってしまいます。この歯に対する「長時間の圧力」が習慣になってしまうと、知覚過敏になったり、歯にひびが入ってしまったり、割れてしまったりしてしまいます。
歯と歯を支える骨の間にある歯根膜に無理がかかると歯周病が悪化して歯周ポケットが深くなり、歯が揺れてきます。
この力が、骨に伝わって顎関節にかかると顎関節症となり、口が開かなくなったり、顎の関節周囲に痛みを感じたり、クリックと言って顎の開閉時に音がしたりします。また、くいしばる筋肉に痛みが生じることもあります。
以下の9項目中、3項目以上該当する方は、クレンチング症候群の可能性があります。無意識に行っていることを自覚するのは難しいかもしれませんが、その方法として緊張して何か夢中になっている時、クレンチングしているかどうか、ふっと手を休めて確かめてみて下さい。もしも自覚され、その状況が把握できたら、やりそうな時に注意をしてみましょう。
心配事があったり、疲労した時など、ストレスを受けた時に歯ぎしりや無意識のくいしばり(クレンチング)が強くなります。当院では、これらの症状の治療法の一つとして「ナイトガード」を作製しております。お悩みの方、関心をお持ちの方は、神戸市灘区の歯医者うしじま歯科クリニックにご相談下さい。
1 | 上下の歯の噛み合わせ面が磨耗して平らになっている。 |
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2 | 下顎の内側に骨の隆起がある |
3 | 上顎の口蓋の中央に骨の隆起がある |
4 | 歯の外側と歯肉の境目に鋭角に削り取られたような傷がある |
5 | 外耳孔(耳の穴)1センチ手前にある、顎関節を指で押すと痛みを感じる |
6 | 俗にいう、顎のエラの部の筋肉が張っていて押したとき、筋肉痛を感じる |
7 | 歯に接する頬の内面に白い線がある |
8 | 舌のふちに歯形の圧痕がついている |
9 | 肩こりがする |
歯ぎしり・かみしめを治す方法の一つとして、個人の歯型にあったプラスチック又はゴム製のスプリント(ナイトガード)を使用します。この装置をいれることにより、症状が治るとは断言できませんが、かなり改善さえることが多いようです。ナイトガードを作製希望の方は、お気軽に神戸市灘区の歯医者うしじま歯科クリニックにご相談下さい。
訓練法1
唇を閉じて上下の歯が接触しない状態を保つことを常に思い起こし、実行しましょう。
訓練法2
ストレッチ運動をしましょう。筋肉をリラックスさせるよう、力を抜いて筋肉をほぐすように伸ばします。首や手足、腰の筋肉もやってみると良いでしょう。
訓練法3
手を思い切り上に伸ばして緊張させてから一気に脱力させましょう。肩を上に上げられたるだけ上げて、一気に力を抜きます。筋肉を緊張させてから一気に力を抜くことにより、筋肉が脱力する感覚を体得しましょう。
噛み合わせの狂いは、わずか100分の1ミリで影響が全身に出始めます。
「あなたには、こんな経験はありませんか・・・?」
噛み合せ肩こり、頭痛、手足のしびれ、胃のもたれ、動悸といった不快症状があるので病院へ行くと・・・「異常なし」。こんなとき考えられる原因にかみ合わせの悪さがあるのです。最新の研究によると、いろいろな病気とあごの噛み合わせとが密接に関係しているという驚くべき事実が判ってきました。厚生省でも研究がはじまっています。
神戸市灘区の歯医者うしじま歯科クリニックでは、正常な噛み合わせに導く歯列矯正(歯並びの矯正)にも対応しております。
※悪い噛み合わせ(不正咬合): 出っ歯・乱ぐい菌・八重歯・受け口・奥歯の噛み合わせのズレ・上下の歯が合わないことなどを言います。
1本でも抜けたままの歯がある
上下の噛み合わせが悪い(出っ歯・受け口など)
歯並びが悪い(八重歯・乱杭歯など)
水を口に含むと歯の付け根がしみて痛い
親知らずが不正な方向に生えてきた
義歯や充填物を入れている
グラグラする歯がある
治療していない虫歯がある
オーラルエンジニアリングシステムでの計測は自費診療となります
誰でも理解できる。
又、認めなければならない。
咬み締めた時の「合力」の存在
あなたは何を基準に咬合診断をされますか?仮想平面ですか?
神戸市灘区の歯医者うしじま歯科クリニックでは、オーラルエンジニアリングシステムで3次元的に咬合診断を行います。
こちらのデータは株式会社フジフィルム社製のコンピュータによる、正常な人の上下歯列間にかかる咬合応力の分布図です。
これに両顎間接に紛れもなく生じている、咬合応力を加えた3次元的「つり合い」イメージが上記ですが、歯医者さんの「咬み合わせ」調整とは、下顎運動位の知識も必要ですが、「力」のコンセプトを基本にしなければなりません。
患者さんの「咬み合わせ」は治ります。
「いつまでも現役」という標語をよく目にしますが、「高齢化社会」とは長生き出来る豊かな明るいイメージであり、喜ばしい、また、誇らしい社会の象徴であるはずです。
しかし現実には長寿であればあるほど。衰えゆく老人達の有り方次第で、止めどない「介護」の問題と表裏一体となっています。
また、厳しい競争社会の産物として少子化の問題があります。少子化問題のソリューションの一つは子ども達を大切に育てるということです。この2つの大きな社会問題解決のキーワードが歯科医療なのです。
すなわち、多様な老化防止プログラムの中で、咬み合わせから生じる、首、背中、足腰の痛み、の解除に限らず、「咬んで味わう」事や「発声して語らう」という人間的な感情は情念と結びつく正しい口腔機能を取り戻す中に、家族や仲間との暖かい人間的な絆が出来、ボケ防止や、老化予防につながります。
後者の「子どもを育てる」においては、例えば、医学博士 深田英郎の著書「子供の歯」の中にある実験に、生え始めた犬の永久歯を片方だけ抜歯すると、抜いた側は咬むことが出来ず、顎骨の成長は止まり、反対側が成長を続け、次第に犬の鼻は曲がります。
人間も同様に、子供たちの正しい咬み合わせは「発声と大脳発育」に関連しながら、頭蓋骨の成長、発育に関わっていることが実証されています。特に歯学が学術的に未成熟であった為に、今日、医療はこの一点にこの国の将来がかかっているといっても過言ではありません。
神戸市灘区の歯医者うしじま歯科クリニックで、咬み合わせ診断を行い健康を見直してみてはいかがでしょうか。
咬み合わせの プライマリーケア |
小学生高学年以上の口腔検査で、単に虫歯の数をカウントするだけでなく、本質的な咬合の問題を簡単に視認できます。 |
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総入れ歯 | よく咬める美しい総入れ歯が出来上がります。又、寝たままの位置で正確に咬合採得ができる為に障害者や寝たきりの老人にも対応出来ます。 |
ブリッジ | はじめから、よく咬めるブリッジをオーラルリハビリテーションとして上下顎を同時に製作出来ます。お体の不自由な高齢の患者さんの来院回数を大幅に減らすことが出来ます。 |
咬合病 | 患者さんの「咬み合わせ」不良による首・背中・腰・足の痛みや痺れを瞬時に和らげることができます。術後は、ヒーリングチームや整形チームにバトンタッチしてよりより良いQOLにつなげます。(開口障害や医師との疎通を図れない患者さんは例外) |
インプラント | 埋入位置や植立方向を力学的に決定できるため、通常の骨質と骨量の場合、ほとんど手術直後より通常食を食べることができます。また、咬み合わせ付与の不良がほとんどない為術後のトラブルがなくなり、メンテナンスが極めて容易です。 |
審美 | 「デンチャー」や「クラウンブリッジ」が単に上質できれいなだけでなく、咬み合わせが極めて良好なため、顔面筋がリラックスし、本来の自然な美しさが得られます。 |
矯正 | 不正咬合の原因を見極め、はじめから最終矯正位置を決定できるため、治療が正確で短期間に終わり、治療後の不正咬合の再発がありません。常に「咬み合わせ」や「発音」の良好な機能が得られます。 |
口腔外科 | 単に保命処置にとどまらず、常に治癒後の適切な「咬み合わせ」や「発音」の機能回復を、はじめから手術計画に盛り込んだ制度の高い外科処置ができます。 |
インプラント手術の植立位置方向は、しばしば医師や技工士の「経験」と「勘」によって行われていますが、神戸市灘区の歯医者うしじま歯科クリニックでは精密な検査・診断で科学的も植立位置方向を決定いたします。
植立方向が乱れているインプラント手術 | 植立方向が整っているインプラント手術 |
上顎に植えられたインプラントは、植立位置が乱れ、植立方向も一点に集中せず、咬合時にモーメントが発生し、インプランとの寿命が短くなる。手術後より右側で咬む事ができず、8年間経過後より上顎右側に緩みが生じる | インプラント植立の位置を方向を工学的に決定し実施できるため、植立位置がシンメトリックであり、方向がすべて前頭洞中心に向っており、最も強い植立強度を得る。骨内インプラント手術直後。3D咬合位測定器使用症例 |
神戸市灘区の歯医者うしじま歯科クリニックでは、顎関節症の治療にも対応しております。
顎関節症は顎の筋肉が弱かったり、噛み合わせが悪いなどが原因で異常をきたす病気で、先進国を中心に急激に増えている病気です。昔は、大人の病気だったのですが、最近では子供にもみられる病気となり、歯周病や虫歯と並んで歯の3大疾患の一つに挙げられるほど大きな問題になっています。
主な症状として、口の開閉時に雑音が鳴る・痛みがある・顎の障害運動などがあります。
顎関節症の治療は、自費診療になる可能性がございますので、予めご了承ください。
顎関節症の原因には、ストレスや悪い姿勢など様々のものがありますが、噛み合わせも原因一つです。
噛み合わせが悪い場合、よく噛めないため顎が未発達になったり、発音が良くないなど悪い要因が色々ありますが、一番恐いのは噛みあわせの悪さからの「顎のズレ」です。
下の顎は、身体の左右のバランスを保つ役目もあるので、顎がずれると身体のバランスが崩れる場合があります。 つまり、顎を動かすときに使う筋肉にも片寄るため、身体が無理をします。それらが原因で頭痛や肩こり、関節痛などを起こす場合もあるのです。 まだ、顎関節症の原因については、明確な内容が判明していないのが実情ですが、少なくとも噛み合わせが原因の一要因であることには、変わりないです。
現在、顎関節症の予防は、「ストレスを避けること」・「悪い姿勢を直す」・「顎を鍛える」・「食いしばりや歯軋りをしない」そして「噛み合わせを良くする」などが挙げられています。当院では、噛み合わせの治療を行うことができますので、お気軽にご来院下さい。もちろん、無料相談及びインターネットからのお問い合わせも受け付けていおりますので、お気軽にご利用下さい。
また、顎関節症において注意しておきたい点は、食生活の変化にともなった現代の子供達の「顎の弱さ」です。そこで、当院では、生まれたばかりの赤ちゃんから3歳になるまでの噛むこと(咀嚼機能)についてのポイントもアドバイスさせて頂いております。しっかりとした咀嚼機能の学習によって歯や顎の骨・筋肉を十分発達させることもできるでしょう。ご興味がおありの方は、神戸市灘区の歯医者うしじま歯科クリニックへお気軽にお問い合わせ下さい。
〒657-0028
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